ハリウッドスターの星読み:スカーレット・ヨハンソン

こんにちは、星読み☆映画ライターのJunkoです! 

しばらくぶりの「ハリウッドスターの星読みシリーズ」となりましたが、今回はスカーレット・ヨハンソンさんです。私の中では、『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)や『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017)あたりがパッと思い浮かびます。『アベンジャーズ』シリーズや、『マリッジ・ストーリー』(2019)は未見ですが、彼女の魅力を余すことなくお伝えしたいと思います。

『ロスト・イン・トランスレーション』
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スカーレット・ヨハンソンさんは1984年11月22日07:00AM、米国ニューヨークで生まれました。ヨハンソンという苗字から想像がつきますが、お父様がデンマーク出身で建築家、父方のお祖父様は歴史家、脚本家、映画監督だったとのことで、芸術分野にご縁があったのかもしれません。

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11月22日はちょうどさそり座からいて座になりたての日で、太陽はなんと12ハウスです。アセンダント、月、太陽がほぼ同じ配置なのは、なかなかないことです。

月がさそり座24度(12ハウス)、太陽がいて座0度、そしてアセンダントがいて座1度です。これが意味することは、まず生活感のない感じがあり、プライベートを見せたがらない、ごく親しい内輪の人にしか本心を打ち明けないような、用心深い月があります。そういう内に籠るエネルギーとは反対に、公的には外に向かって輝く太陽、利発でチームワークが得意、おおらかさも見せます。

『アベンジャーズ』(2012)(C) 2012 Marvel & Subs.

太陽とアセンダントがほぼ合(0度)なので、無意識レベルの行動全てが、人生の目的と合致していることになります。太陽、アセンダントと角度を取っているのは2ハウスみずがめ座火星とセクスタイル、スカーレットさんの勝ちパターンとしてもどこか自由で未来的な雰囲気が漂うのかもしれません。いて座はもともと「外の世界」「外国」の意味があるので、ご自身のルーツからしても活躍の舞台からしても国際的な彩りがあります。加えて、みずがめ座の色付けは地球外、宇宙、ネット上というのもありそう。

また、7ハウスのキロン、6ハウス(読み方は7ハウス)のドラゴンテイルとはオポジション(180度)の関係にあります。星の配置からは、人との距離の取り方を今世で学ぶべきこととして捉えているようで、もしかしたらスカーレットさんも過去に対人関係での傷を負った経験があるかもしれません。

そしてまあ、スゴいのが、天体のほとんどが12ハウス、1ハウス、2ハウスに位置していることです。12ハウスに太陽、月、土星。見えないものを見えるようにする、虚構を作り上げる映画産業はピッタリです。土星があるということは、努力家だがそれを見せていない、ということでもあるでしょう。

『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017)

自分自身を示す1ハウスに水星、天王星(いて座)、海王星(やぎ座)。知的でお話が得意、ユニークな存在で現実的ながらロマンチストかもしれません。そしてスキル・お金を示す2ハウスで金星、木星(やぎ座)、火星(みずがめ座)です。美貌に恵まれ、スキルで稼げる財運があり、現代社会より少し先を攻めている。これは『マリッジ・ストーリー』がNetflix配信だったこととも関係すると思うのですが、リアルな映画館ではなくインターネットやデジタルの世界に踏み入れることとも、相性が良いように読み取れます。

12から2ハウスに入らなかったのが、11ハウスさそり座冥王星なのですが、2ハウス火星とスクエアの関係にあります。言語やコミュニケーションを司る風星座の火星に、気持ち、共感の水星座の冥王星ですので、読み方としては、気持ちが入った時に極端なくらいにモーレツに攻める、そうでない時は無関心な場合もある、という感じでしょうか。

星座はさそり座からみずがめ座に位置しているので、成熟した雰囲気もありつつ、1ハウス=その人まんま、もあれば12ハウス=掴みどころがない、実態がない、というどこかスクリーン上の存在であり続ける、スカーレット・ヨハンソンさんです。

『ジョジョ・ラビット』(2019)

2019年にForbesが発表した「世界で最も稼いだ女優トップ10」(出典)では、堂々の1位、しかも2年連続とのこと。ハリウッドでも男女の賃金格差が続いてきたため、スカーレットさんにはどんどん稼いで〜という感じがします。

  • 1位 スカーレット・ヨハンソンさん(5600万ドル=6億円以上!)
  • 2位 ソフィア・ベルガラさん(4410万ドル、テレビ『モダン・ファミリー』シリーズで知られる)
  • 3位 リース・ウィザースプーンさん(3500万ドル、プロデューサー業で成功)
  • 4位 ニコール・キッドマンさん(3400万ドル、2017〜19年にテレビ『ビッグ・リトル・ライズ』シリーズを好演)
  • 5位 ジェニファー・アニストンさん(2019年はApple TV+の『ザ・モーニングショー』に主演)

美しく、でもどこか生身の人間離れしているようなところが持ち味の、スカーレット・ヨハンソンさんが好きだ!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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