『突然ですが占ってもいいですか?』Fukaseさん(2021年6月16日放送)

こんにちは、星読み☆ライターのJunkoです!

2021年6月16日放送の回では、SEKAI NO OWARI(セカオワ)のFukaseさんが登場しました。

楽屋でのFukaseさんです。占いについて聞かれ、「今年おみくじを引いたら凶が出て、実際いいことがないんです。今日は聞きたいです」と話します。鑑定は、木下レオン先生です。

(C) Fuji Television

レオン先生、開口一番「これから先の運命で起きうることとして、思わぬ事件や災難に注意、そうならないためにメッセージを伝えたい」。占いの醍醐味はここかもしれません。

学校も健康も壮絶な体験

レオン先生は、Fukaseさんに「見た目と占いにギャップがある。体の線が細そうに見えそうだが、生活は男っぽい、じっとすることが苦手で考えるより行動するタイプ」と伝えます。実際に幼少期からやんちゃで、高さ3メートルくらいのところから平気で飛び降りたが、釘が刺さっているところに着地してしまい、痛かった経験を持つそうです。

一番悪い時期は14歳のようですが、Fukaseさんは中2で集団リンチに遭ったそうです。生意気、カンパを払わないと言われ、なんでお前に払わななければというのがあり、あばら骨が3本折れてしまったそう。その後少し落ち着いて学校に行ったら誰も口を聞いてくれなくなり、その時話しかけてくれたのが今のメンバーのNakajinさんだそうです。学校に行かなくなったら毎日迎えに来てくれ、ランニングの途中だからと言いながら、Fukaseさん宅は学校と逆の方面だったとか。

翌年、限界を超えて無理なする時期に入ります。日本のアメリカンスクールに通って、その後留学したそうですが、日本に帰らないという治らない病気が見つかり、帰国することになったそうです。「病院の閉鎖病棟に入ることになり、治療が始まった。人間関係、家族関係、無理を感じた。家族仲も悪い。割と強い薬を飲むので、治療して痩せていくのが家族をボロボロにした原因だった」と過去を語るFukaseさん。薬の副作用もあり、自分のコントロールが効かない、大変な時期を過ごしたそうです。

バンド結成からヒット曲を作るまで

19歳くらいで人生がようやく変わり始めた、と占いには出ています。Fukaseさんの闘病生活が終わり、薬を止めた頃体重が戻った頃のよう。「20歳でチャンスを掴める時期」、精神科医かそれに近い職業に就きたいと思っていたそうですが、医者をあきらめて3人集めてライブハウスを作ってバンドを結成した年とのこと。そこで生活しながら音楽を作っていたそうで、今のメンバーが好きでやっている、とお話しされました。

ただ、「26歳の時にこのままやっていけるか、ご自身が罪悪感、自分を責めていた時期が出ている」とレオン先生。自信がなくなってしまい、続けていけるのかな、解散するかなと思っていたのが、2011年頃だそうです。メジャーデビューしたいと思っていなかったので、Saoriさんと仲が悪くなり始めた時期だったとのこと。

Fukaseさんは音楽を辞めるか決めようと、大阪の自転車屋さんで自転車を買い、京都で過ごしました。明確な答えを見つからなかったけれども、「RPG」(2013)を作るきっかけになったと言うFukaseさん、ピンチを超えることによってチャンスを掴まれました。

より自分を見つめて生きていく時期に

レオン先生が伝えたのは、「ご自身の14歳、26歳、つらい時期を引きずり、愛されないということに恐怖心を持ったり、敏感になりやすい」ということです。Fukaseさんはご自分を「人に囲まれて生きていきたいタイプ」だと話し、一人になりたくない、いつでも誰かが隣にいてほしい。実際シェアハウスに住んでいて、人の輪の中にいたいという気持ちがあるそうです。家族や仲間が好き、人間は群れで生きている動物だから、と話すFukaseさんに、「その人たちから愛がなくなったりすることが辛くなる。愛がほしいために気を遣っているところがある。そんなことはないですか?」と訊ねるレオン先生。

気遣いを辞めていかないと、悪い時期に人がいなくなったりして、立ち直れないため、病気になる。精神的なところから来る、2年後に落ちる、と占いから見える将来を伝えます。「そうかもしれないですって感じ」と、その予兆があるかのように答えるFukaseさん。今年は環境が変わり、来年に入って学ぶ時期に入るそうで、今年から来年は挑戦の時として、引っ越したいという気持ちになる、ともレオン先生が伝えると、「今年引っ越しはする予定なんです」とFukaseさん。それはいいことで、2年後の悪い暗示が消えるそうです。「1人が寂しいから無理かも」というFukaseさんにレオン先生は、「自分のこと、性格や見た目を毎日8回は褒める」と開運アドバイス。実際、そういうのが問題なんだろうな、自分のこと考える時間が必要だと思って、「自分がどうしたいんだろう」というのが出てこなかった、と吐露したFukaseさん、合点がいったようで「褒めるのか!褒めるというのは出ていなかったですね」と少し晴れた表情を見せました。

スタジオでは水野さんが「悩んだ時期にとりあえず遠くに行きたいというのはない?」と話すと、みちょぱさんは「大阪から京都にいくって、手前か?」とルートをツッコミし、沢村さんは「昔の人は夕日に向かって走っていた」と昭和っぽく締めくくりました。

Fukaseさんは映画『キャラクター』で俳優としても活躍されています。エキセントリックで尖った役かと思いますが、そうでない役も今後ぜひ拝見したいです。


Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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