ハリウッドスターの星読み:クエンティン・タランティーノ

こんにちは、星読み☆映画ライターのJunkoです!

誉め言葉で「ヤバい人」の代表格、クエンティン・タランティーノ監督。同時代を生きてきた喜びもあり、スゴイ才能が出てきたという時代の感じも覚えています。いつも俳優の星を読んでいるのですが、監督の星も読んでみたいと思い、タランティーノ監督を選ばせていただきました。

ブルース・リーを彷彿させる『キル・ビル』(2003)

タランティーノ監督は1963年3月27日、米国テネシー州ノックスビル生まれです。太陽星座はおひつじ座です(イメージとぴったり…)。出生時刻が不明のため、ソーラーチャート(太陽をアセンダントに合わせる)で読んでいきます。ハウス情報は正確ではありませんが、参考として読みます。

なぜおひつじ座イメージかと言うと、やんちゃ、無垢、せっかち、新しいこと大好きな感じがあるからです。話すスピードも機関銃のように速かったですよね。

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アスペクトで一番特徴的なのは、おひつじ座太陽としし座火星のトラインです。ご自分の公的な目的に対して、情熱的にプッシュし、アピールしていける星まわり。ある意味空気読まないかもしれません。

そして月はおうし座、マイペースでご自分の美意識があると思われます。推定でおうし座は7度(1度から13度の範囲)なのですが、天王星がおとめ座2度、冥王星がおとめ座15度なので、何となくコレクター気質で、全部集めないと気が済まない感じ。いい意味で変人ぽい!天王星とトラインの場合は、一人が平気な感じ、冥王星とトラインの場合は忍耐強さが出る感じです。

タラちゃんファミリーの一員であろうティム・ロス好演の『フォー・ルームス』(1995)

ハウス情報を参考まで読むと、8ハウスにさそり座海王星があり、12ハウスにうお座木星があるので、映画業界との相性は良さそうです。小集団で深く、夢に関する仕事をする、実体のない空間や夢の世界で、収入拡大のチャンスがある、という感じ。牡羊座の水星も、映画界での新しい取り組み、才能発揮を支えます。

さて、ここでおまけです。『レザボア・ドッグス』は1992年5月のカンヌ映画祭で話題となりましたが、この時はどんな空模様だったのでしょか。トランジット図を重ねていきます。映画祭開始の5月7日で鑑定します。

一つ特徴的なのは、土星が回帰しているサターン・リターンだったということです。土星は約28年でサインを一周しますので、タランティーノ監督が本当に若くしてカンヌデビューしたということなのですが、みずがめ座土星が象徴する未来志向、個性、人脈について、見直しさらに鍛える機会になっているはず。そこにT(トランジット)冥王星がスクエアで関わっているので、「自分では予測していなかった」強烈な体験になったことと思われます。

N(ネイタル)土星にT太陽がスクエア、そしてT海王星がオポジションなので、ご自分の創作活動における方向性が、思わぬ形で(スクエア)脚光を浴び、そして他者を通じて夢のような(怪しい)お披露目となった、と言う感じでしょうか。熱狂的なファンを生んだ、カルト的に認知されたように聞いています。

サミュエル・L・ジャクソンの印象が強い『パルプ・フィクション』(1993)

また、N天王星にT木星がほぼコンジャンクションで、ご自分でもユニークな立ち位置がますます広がるように感じたであろう、そんな星まわりでした。ちなみに、プログレス(セカンダリー・プログレッション)の月はふたご座2度ですので、2ハウス。ハウスは参考までですが、読むとすればご自分のスキルやお金について考える時期であったでしょう。

タランティーノ監督の次のサターン・リターンは2022年。次にどんな変化が待っているか、とても楽しみです。

ブラピが悪役をやりたい思いがヒシヒシと伝わる『イングロリアス・バスターズ』(2009)

時を経て、変わらぬタランティーノ監督の奇才ぶりが、大好きだ!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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