『突然ですが占ってもいいですか?』田中圭さん(2021年4月28日放送)

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こんにちは、星読み☆ライターのJunkoです!

2021年4月28日放送回では、俳優の田中圭さんも登場しました。現在沢村一樹さんとは共演中とのこと。沢村さんに一切告げることなく鑑定を受けたようで、沢村さん驚き、「秘密ごとしやすい星」「沢村さんに言わない星?」といじられつつ、「そんな星あるんだ!」とお茶目に返します。

楽屋の田中さんです。カメラがぐっと近づくので、大抵の人は「ちかっ」と言って避けるのですが、田中さん自らカメラの方へ向かっていきました。すごい。突然ですが占ってもいいですか?と聞かれ、「占われこがれています」と答え、木下レオン先生に関しては「ハッキリ言いそうですね」としたうえで、「悪いこと言われたら落ち込みます」とコメントしました。

(C) Fuji Television

鑑定のお部屋に入る時、大きな声で「こんにちはー、レオンさん」とすぐに相手の名前を呼びました。この辺りも、いつものゲストと違います。人との距離を縮めるのが上手そうですね。

レオン先生、「まずご自身は環境が大きく変わる時期。参考にしてもらえれば」と始めました。

おっさんずラブ』(2018)

なぜか遅刻を繰り返してしまう

「頭脳明晰、スポーツ万能タイプだが、社会ではその経験から学ぼうとしないのか、同じ失敗を繰り返す運命」と言われ、早速かすれ声で「あぁぁぁ~~~」と指を額に当てる田中さん。「思い当たる節がありました?」「ありますねぇ」と頭が痛そうです。何度繰り返せばいいんだろう、という失敗が多いそうで、遅刻など、またやっちゃったがメチャクチャ多いです、と話します。

恋愛のタイプとして、「結構情熱的で一途です」にも、ご本人納得。結婚するタイプ、お付き合いするタイプとしては、頭の良い、遠慮深い、家庭的な女性と結婚しないといけないそうで、24、25歳のタイミング。「それは嫁な気がします。結婚10年目なので、奥さんのおかげと思います」と田中さん。「いろいろ問題はあったと思うんですが、運命はその時に結婚するというのが出てる」と話すレオン先生に、「(苦労)させましたね~」と振り返る田中さん。「ご自身も苦労しているんです、結局隠すんですよ。楽しませたいという気持ちがあるので、自分の苦労は隠すんです」とレオン先生。ご本人は隠しているつもりはないそうですが、どん底期、生きるのもつらいぐらいの時期があった時のエピソードを話しました。大丈夫だよ元気出せよ、しか言わない人がいて、相談乗るよとか言っといて何だよ頼りねぇな、と思っていたが、「元気出せよ」と言われ続けたらその通りだよな、やる前から文句言ってもしょうがない、楽しんでやった方がいい、と思い始めたそうです。そう気づき始めてから、「ちょっとしたハッピー野郎になった気がする」と話す田中さんに、「素晴らしい」とレオン先生も返します。

バスケに代わり打ち込めるものを、と芸能界へ

田中さんの幼少期を見ると、親からの期待を受ける年、何か始めたのが6歳と出ています。「ずっと続けたのがバスケットボールで、6歳から始めて10年くらいやっていた。小学生で全国優勝したり、真剣に楽しくやらせてもらった」そうです。そして「幼少期から家庭運が薄く、平凡な家庭に憧れますが、努力が必要。8-9歳の時にお父さんの縁が消えている」とレオン先生が伝えると、「両親が離婚していて、物心ついた頃から母親と二人暮らし。友人の家でお父さんお母さんがいるのが不思議で、自分が父親になって、父親としてのモデル理想とか何一つない」と田中さんは話し、「努力しないといけないのは、そういう理由かと」と、鑑定でのメッセージを解釈しました。

「14歳で周りとの考えちがいに悩む、自分のやり方を貫こうとするので苦しむ」と出ており、ちょうど進学校でみんなが勉強し、やりたいことに向かっている時期に、「僕一人勉強したくねぇな」と思っていたそうです。レオン先生が、傷つくことが多い時期で不安、と伝えると「怪我で失速してきて、無気力ボーイになっていた。バスケが薄くなり芸能界が始まった。母親がオーディションに応募していて、最終審査員の一人が事務所を紹介してくれた」とその当時を語る田中さん。「夢に向かって進む姿を知ってこい」と、お母様が背中を押してくれたそうです。

お母様の愛と『おっさんずラブ』のヒット

お母様の生年月日を見ると、「母の愛をちかっぱ(=すごく)受ける」とレオン先生。努力家の女性で、勝ち気、周りを盛り上げようみたいな人だと伝えると、「よくしゃべり、演出家でもないのに僕にもダメ出ししてくる。監督とかにも言ってしまい、どの目線?みたいな」と振り返る田中さん。「それだけ愛情が強かった」と、レオン先生は伝えます。母親にはもちろんとても愛されていたと感じている田中さんは、「嘘をつくことができない、チャレンジ精神の強い。ガンで闘病しても驚くほどあきらめないので、戦いやすい人だった」と話しました。

レオン先生、お母様からは「罪悪感を抱かないでほしい」というのが出ていることを伝えました。「罪悪感かぁ」と思いめぐらす田中さん、「思い当たる節ありますか?」と訊ねるレオン先生。「僕を応援し続けて、僕を生きがいにしてくれた人。母ちゃんが見たかった世界、コメディが好きだったので『おっさんずラブ』と言う作品を観ずに天国に行っちゃった。ふとした時に、うちの家族や子どもの卒業式、入学式、何かがあるたびに、母ちゃんが生きてればと常に思う」と田中さんは話しました。

最後に、レオン先生からのアドバイスです。「ご自身の場合は、この数年はコケたら立ちあがれないくらい大失敗しやすい時期。若い時は運の無理もあり乗り越えられてきたが」と忠告。「最後に言っときます。厄を越えてからすごくいい」とも伝えました。「悪いなら悪いなりに面白い」となぜかそこは勝気な田中さんに、「いいに越したことはない」とレオン先生は言葉を添えました。41、42、43歳の厄を超えたら、ますますユニークな俳優さんとして活躍されることを、今から期待大です。

フジテレビ番組HP:https://www.fujitv.co.jp/uranattemoiidesuka/

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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