実機レビュー SHARP ES-GV7E 静か、清潔、そして…

こんにちは、Junkoです！

洗濯機の寿命は8年くらいと言われているでしょうか。パナソニック製の洗濯機が、いい感じに脱水でキュルキュル音がするようになったことから、真剣に情報収集を始め、SHARPのES-GV7Eを購入したお話です。ご参考になると嬉しいです。

商品番号最後の「P」というのは、おそらくピンクなのですが、この色しかなかったので、私としては悩ましく。白物家電って、添え色にピンクがほしい人も、ブルーがほしい人もいて、難しいですよね。私はこのラインアップではベージュがいいなと思っていたりしました。

あと、蓋はプラスチックで軽いのですが、私は実はガラスのフラットな蓋がほしかったという…。これも、好みの問題です。

「静か」は本当

別に洗濯機を夜中に回すわけでもないのですが、回している時にできるだけ静かであってほしい、それが私の願いでした。そのため、当初予算であった4～5万円ではそれが達成できないと分かり、みるみる予算アップです。これはインバーターという機能がないと、格段に静かにならないということが分かったためです。インバーターの有無で、金額が数万異なってきます。次の8年使うものなので、迷わず予算を8万円に増額。

結果、音に関しては非常に快適でストレスフリーです。

穴なしステンレス槽も優秀

次に、SHARPが一番の特徴としている、穴なしステンレス槽。いくつかのレビューでは、「脱水感が足りない」という内容のものも読みました。が、洗濯槽の裏側にカビが生えるストレスを考えれば、脱水時間を長めにすることで対応しようと考え、SHARPに決断。

見ていただくと、結局底の部分の穴だけが、排水につながっており、側面には穴がありません。このデザイン、かなり勇気がいることです。

側面はと言うと、ひし型の凹凸加工というか、ちょっとキラキラしています。穴がないため、節水には絶大なる効果があります。糸くずフィルターもの下の水位の方にあるので、よくキャッチしてくれます。なので、こちらもストレスはありません。

一つ、問題は〇〇だった

困ったことが一つ。私は「オール シングス イン ネイチャー」（All things in nature）というすすぎ0回の洗剤を使っているのですが、そのことと関係します。

この洗剤は、汚れをカプセル状に閉じ込めて流すため、洗う時にたっぷりの水を推奨していて、脱水すればもうすすぎは不要。結局洗うための1回分の水しか使いません。

SHARP洗濯機でも、洗濯物を自動計量し、注水しながら始まるのですが、私の場合 (1) 自動計量分では水が足りないので、ザブザブ洗えるようにボタンを押して水量を足す、そして (2) 浮力により洗濯物が浮いてしまうので、途中で洗濯物を水に浸けたり、天地をひっくり返したりして、きちんと水に浸かる状態を作ってから、洗濯を回すのです。アナログすぎ！

そう、ある意味浮力が誤算でした。通常は穴の開いていない層のなかに穴の開いている層があるので、水は重みを持って、洗濯物を水に包んでいきます。が、SHARP穴なし槽は、普通の洗面器にお水を張ったようなイメージで、水の中に洗濯物が沈んでいかない場合もあります。特にフリースなど、水に浸しても重みを増さない部類。「オール シングス イン ネイチャー」では、水に浸からないと汚れが全く落ちませんので、ここはザブンと水に浸けること、必至です。

全自動にお金払っていながら、いくつもある洗濯サイクルも、洗剤の自動投入も、簡易乾燥機能もまったく使っていない私。昔ながらの二槽洗濯機でもよかったんじゃ… くらいの思いはありますが、「オール シングス イン ネイチャー」との組み合わせにより、すすぎ0で洗濯が20分くらいで終わる。この時短効果は本当に優れているので、毎回快適に使っています。

ラストのありがたい機能

このSHARP ES-GV7Eですが、洗濯と脱水が終わると、最後に「ほぐし運転」という機能があります。何回か「グッグッグッ」という音がして、絡まっていた衣類をうまく引き離してくれるので、外で干す時も随分楽になりました。期待していなかっただけに、これが結構お気に入り。

すごく吟味して買っただけに、満足いく投資でした。

私のファミリーは、家電に名前をつける伝統があるので、この洗濯機を何て呼ぼうか迷っていたのですが、「いいじゃん、未來くんでも一生さんでも」と投げやりに言われてから、まだ無名のままです。もう少し待ってね。

SHARPの静かでクリーンな洗濯機が、好きだ！　すすぎ0回の環境にやさしい洗剤「オール シングス イン ネイチャー」も、大好きだ！