なつかしい、夏の地下鉄のにおい

速乾素材のマスクにお世話になっていたのですが、秋冬に向けてマスクも衣替えするのかな?

こんにちは、Junkoです。

ご多分に洩れず、ずっとマスクをしていた夏、街にあふれているにおいを嗅ぐことも減ってしまいましたが、夏になると思い出すのが地下鉄のにおいです。そう、地下鉄。

都会の象徴ですよね。身近な東京メトロも、そう呼ばれて久しいですが、2004年以前は営団地下鉄と呼ばれていました。

今日のテーマは地下鉄のにおいなのですが、それもプラットホームと言うよりは、地下に潜っていくエスカレーターで感じるにおいなのです。私の予想では空調設備からの冷風と関係していると思うのですが…。

Photo by Kaique Rocha from Pexels

1990年代、私は二度ほど米国ワシントンDCで夏を過ごしており、なかなか日本並みの暑さと湿気に苦心していました。DCも地下鉄が充実しており、東京での地下鉄と変わらない利便さに、どこでも出かけていました。

日本の地下鉄で嗅いだのと同じ匂いが、アメリカの地下鉄でもしたのです。そしてアメリカから帰ってきた今も、たまに日本の地下鉄でアメリカの地下鉄を思い出させる匂いがします。

アメリカのにおいで「日本とちがっているな」と感じたのは、少し甘い匂いがした時です。アメリカ的なお店2つのイメージと重なるので、ついでにご紹介。

一つ目は、ザ・チーズケーキ・ファクトリー。ウェブサイトによれば、1940年代ミシガン州デトロイトで美味しいチーズケーキを作る一人の女性(母親)が卸として街のいくつかのレストランにチーズケーキを出していたそうです。子育て中で手広くできなかったため、限られた範囲でやっていて、子育てが終わったころ夫と二人でロサンゼルスに転居し、「ザ・チーズケーキ・ファクトリー・ベーカリー」を開業。チーズケーキ20種類ほどと、それ以外のデザートも、同じように街のレストランに卸していたそうです。

https://www.thecheesecakefactory.com/

その後、先見の明があった息子さんが1978年、ビバリー・ヒルズにレストラン「ザ・チーズケーキ・ファクトリー」を開き、母親のチーズケーキのラインアップを置きます。デザートメニューが圧倒的に充実しているレストランはこれまでなかったようで、大当たり。食事としてはサラダやハンバーガーを出すようですが、お客さんにとってのメインはいつでもチーズケーキですね!

もう一つは「Bath & Body Works」(バス・アンド・ボディ・ワークス)です。イギリスで言えばザ・ボディ・ショップ、フランスならロキシタンでしょうか、バスグッズやフレグランス、アロマオイル等を扱います。

やはり店内はあまーい香りがして、たくさん嗅ぐと分からなくなってしまう感じです。ベリー系の甘い匂い、日本ではあまり馴染みがないですが、アメリカではよく目にしますね。

バス・アンド・ボディ・ワークスで私がダントツオススメなのが、こちら Japanese Cherry Bloosom (日本の桜の花)です。

何年か前に通販で買えないか試みたのですが、アメリカ・カナダ国内でしか買えず、友人宅のアメリカの住所にしても日本のクレジットカードは受け付けてくれませんでした。行った時の楽しみになりますね。

ちょっとだけ脱線しましたが、地下鉄を出ると大抵駅直結のショッピング・モールがあるので、モールにはチーズケーキ・ファクトリーも、バス・アンド・ボディ・ワークスもお馴染みのお店なんです。

Photo by Daniel Frese from Pexels

そんなんで、夏の地下鉄のにおい、一瞬で昔の思い出にワープするから不思議。分かるーって方は、ぜひご一報ください。

夏の地下鉄のにおいが好きだ!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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