履いていることを忘れるのは本当だった、allbirds

原宿にオープンしたのはたしか半年くらい前だったと思いますが(調べたら2020年1月10日でした)、ずっと来たかったスニーカーのブランド、allbirds(オールバーズ)。上陸前から存じ上げておりました。

サンフランシスコから来たことは事実ですが、私にはむしろニュージーランドブランドの印象が強いです。それは、創業者のお一人がニュージーランド人で、羊毛を使っていて、サステナブルに注力しているからです。

環境にやさしくて、オシャレで、心地よいという三拍子は叶えられることを証明してくれたブランド。今、ファッションやシューズ業界は児童労働や環境破壊で叩かれていますもんね。

で、ウイルスのこともあって来訪が遅くなったのですが、いかなる時もディスカウントをしないということもうわさに聞いていたので、それはそれでよかったです。

まずロケーションがすごかったのですが、ス〇ッチャーズの隣。もちろんス〇ッチャーズも好きなブランドですが、今はもう似合う年齢を優に超えたアラフィフのわたくし。ターゲットが全然ちがうから隣合わせも出来た感じでしょうか。

シューズマットもなくシンプルな店内。世界のどこでも内装は一緒なんだそうです。鏡が個性的ですね、上すぎて足元は映らないけど。

今日の英会話としては、「Runners」(ランナーズ)がニュージーランド英語でスニーカーのことだと教えてもらいました。

はい、私がほしかったのは「職場にも履いていける」「夏だけでなく秋以降も履ける」「足が大きいので女性用がなければユニセックスモデル」この条件を満たすスニーカーです。すぐにオススメしてくださったのがこちら。

お分かりでしょうか、ボトム部分が白いとカジュアルになり、ダークだとよりビジネス感が出ます。あか抜けた感じがほしかったので、私は白い方をチョイス。

もう一つのマジックは、目で見てよいと思ったのが「グレー」、履いてよいと思ったのが「黒」なのです。やはり、足元が引き締まる。というわけで、Runnersの黒を買うことに決めて、あとはサイズ合わせになりました。

足を通すと、柔らかい!軽い! これは今履いているレザースニーカーと全く異なる履き心地です。パンプスでもスニーカーでも小指の爪がつぶれちゃうんですが、allbirdsだとすべての足の指が自由に伸びている感じがします。

意外とお手入れも楽なことが分かり(別々にネットに入れておしゃれ着洗い)、しかも汚れ目立たないし、楽勝。

お値段は、税込み12,500円でした。なんかこのレジ兼倉庫っぽいスペースも、ファーマシーみたいでオシャレじゃないですか。領収書もペーパーレスでメールアドレスに送る徹底ぶり。

この3色のヒモの意味は、ぜひお店で聞いてみて下さい!

スニーカー以外としては、スリッポンタイプ(左)やバレーシューズタイプ(右)もあります。モデルのご協力ありがとうございました。

さて、訪問後記。先ほどのRunnersでもあったのですが、店員さんと話せた顧客はRunnersが何なのか知ることができます。でも、知らないと「ジョギングシューズかな?」くらいの想像で、おそらくスニーカー目当ての人は手に取ろうとはしません。

ふらりと入ってきたお客さんが、allbirdsの素材の素晴らしさを知らなかったら、やはり魅力半減に感じてしまうかもしれない。人に話したくなるストーリーがあるのに、会話が生まれないとブランドへの思い入れが伝わらない、広がらない。そこが機会損失になる可能性があります。原宿歩いていてたまたま立ち寄った、的なセレンディピティに頼るのは遠い道かも。私が訪問した時間帯は、スタッフさんが全員接客していたため、ふらりと入ってきた方はふらりと出ていかれる印象でした。

そんな訳で、allbirdsのことを知ってから、お店に行かれるとより楽しめると思うので、オススメ。

allbirdsを履ける毎日が好きだ!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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