期間限定フレンチトーストにつられて向かった「サラベス」(東京・八重洲)
サラベス東京店は2015年12月オープンしました。私が初めて訪れたのは2016年4月、朝食メニュー目当てながら、夜の予約がやっと取れて行ったのを覚えています。Billsもそうでしたが、朝ご飯が夕方になっても食べられないほどの人気が、続いていました。
2016年談。夜でもフレンチトーストは提供してくれたので、食事系のハンバーガーと甘味系のフレンチトーストをチョイス、シェアしました。その前にオードブル。
ハンバーガー。この日頼んだものの中ではキラリと光る存在でした。
そしてフレンチトーストです。驚いた記憶はないので、想定内の味だったのだと思います。見た目、食パン感がありましたね。
さて、時は2020年。期間限定のフレンチトーストは「French Toast Holic」という名のキャンペーンで、第1弾メニューが7月16日から31日までの2週間、展開されます。第5弾まで続くそうです。
場所のおさらい。東京駅大丸に隣接する、鉄鋼ビルです。
ブルーが基調カラーでしょうか。
朝早い時間に行ったわりには席は埋まっていましたが、検温後、席に案内いただきました。ソーシャルディスタンスは保たれており、窓も開いて、気持ちのよい空間でした。
さて、メニューです。期間限定の第1弾、「サンシャインフレンチトースト」を頼みます。
飲み物は「フォーフラワージュース」(オレンジ、パイナップル、バナナ、グレナデンシロップ)がお店の推しのようですが、オレンジジューリップ(オレンジ、ミルク、コンデンスミルク、ハニー、バニラ)の方にしました。
紙ストローはやっぱりという感じで、裏切りません。氷が多くて少しガッカリです。
わたくしのフレンチトースト、イメージのまんまでサーブされます。グラノーラはフレンチトーストにまぶし、水切りヨーグルトとはちみつ、フルーツが添えられています。
友人はバターミルクパンケーキを頼みました。こちらもまんま。
フレンチトーストを食べた感想ですが、グラノーラをつけた所の食感は、あまり楽しめませんでした。私だったら別々に食べたい感じです。
パン生地は専用に用意しているようで、この外見はブリオッシュ的ですよね。バターたっぷりなのかな。
「体験」としてはまあまあですが、フレンチトーストが飛びぬけて美味しいという印象はやはり持てなかったです。美味しい店は、他にもあるかと。エッグベネディクトも定番で、頑張って食べておられる方もいました。2つは結構きついんですよね(シェアするのオススメ)。
客単価、朝食/ブランチでは2,000円~でしょうか。見た目重視の若者には高いし、クオリティを求める中年にはやや物足りないです。ブランド代にお金を払っているのか、はてまた土地代か。
なんとなくしっくりしなかったので、ニューヨークのサラベスを調べたくなり、リサーチ。ボリューム、お値段、どう違うのでしょうか。ニューヨークシティに5店舗あり、2020年7月現在、残念ながらCOVID-19によりクローズしております。お知らせを読むと、4か月休業状態だそうです。マンハッタンは繁華街ですから、やむを得ないと思います。
さて、サラベスはサラべス・レヴィーン(Sarabeth Levine)という人物が1981年にジャムや焼き菓子を売る小さな工房兼店舗をオープンしたのが始まりです。どんどん人気に火がつき朝食や昼食もサーブするようになり、現在に至るとのこと。地元民からどんどん観光客にも人気が広まっていった様子、スゴイですね。ディナーではお酒も出るし、ドレスアップして行くようなところだと想像します。
名物のリコッタパンケーキ「Lemon & Ricotta Pancakes」の量は、本場だと5枚みたいです!金額もアップで、24ドル(+税金+チップ)。金額設定は店舗によって異なるため、セントラル・パーク・サウス価格を参考にしました。例の「フォーフラワージュース」(Four Flowers Juice)は12ドルです。ドリンク込みだと朝食に5,000円近くかかってしまいますね。ちなみにコーヒーはおかわり無料(free refills)のようです。
フレンチトーストは「Fat & Fluffy French Toast」、Fluffy(フラッフィ)はふわふわしたという意味なので分かりますが、Fat(ファット)はどうやら油分たっぷりというか、「こってり」的な意味みたいです。
盛り付け雑?と思ったのは私だけでしょうか?なんかガンダムっぽい…。TripAdvisorによると、味は好意的なコメントが多かったです。
東京店でもかならずイチゴが付いてきましたが、冷凍だと思うので、私だったらコンポートみたいのがいいかな…。
4年ぶりに更新した私の「サラベス」体験、次の期間限定で心が騒ぐまでは、しばしお休みします!